毛糸レビュー

ハマナカ sonomonoアルパカウール

ハマナカ Sonomonoアルパカウール

基本情報

詳細

製造販売元:ハマナカ株式会社
糸名:ソノモノ アルパカウール
品質:ウール<WO>60% アルパカ<WP>40%
仕立て:40g玉巻
糸長:約60m
糸のタイプ:極太
参考使用針:棒針10~12号 ※かぎ針についての記載は無し
標準ゲージ:15~16目 20~21段

カラーバリエーション

洗濯表示

【洗濯絵表示】Sonomono
  • 液温は40℃を限度とし、手洗いができる
    中性洗剤を使用する
  • 塩素系及び酸素系漂白剤の使用禁止
  • タンブル乾燥禁止
  • 日陰の平干しがよい
  • 底面温度150℃を限度としてアイロン仕上げができる
    当て布をすること
  • パークロロエチレン及び石油系溶剤によるドライクリーニングができる

私のゲージ

使用棒針:10号
編み方:かのこ編み
カラーナンバー:42番
ロット:F
ゲージ:17目 22段

1目1段ずつ標準より多くなりました。
針を12号にしたら標準ゲージ通りになりそうです。

編んでみての感想

総評

■向いてるもの
ミトン帽子セーターなど、大ぶりな編み目が合うもの。

■向いてないもの
マフラーなど、肌が敏感な箇所に使用するもの。

染料を一切使用していないエコロジー素材のため、
ナチュラルな印象を受けます。

首に当てるとじゃっかんチクチクしますが、
手で触れる分にはまったく感じないのであまり神経質にならなくてもよいと思いました。

柔らかすぎないため扱いやすく、
編み物始めたばかりの方で、ミトン帽子など
輪編みにチャレンジしたい場合におすすめしたいです。

本当に初めてなら、マフラーが良いと思うのですが、
マフラーを編むなら違う毛糸のほうがおすすめ。

太さ

太さは一定で、4mmほど。

ミトンを編むなら10号で隙間を少なく編んで、
帽子(髪の上に着用)やセーター(長袖シャツの上に着用)など、
肌に直接着用するものでなければ
12号くらいでざっくり編んでも寒くなりにくいと思います。

極太はザクザク編めて進みが早いので、
早く編み上げたい場合に使用したいですね。

さわり心地

柔らかすぎない適度な柔らかさで、
厚みのでる編み方をしたらもちもちとしたさわり心地を楽しめます。

首に当てるとじゃっかんチクチクと感じますが、
敏感な箇所以外に使用するのであれば気にならない程度で、
使い勝手は良さそうです。

手で触っている状態では「滑らかさ」を感じます。
にぎにぎしたくなります。

触れていると熱を感じるのは、
空気を多く含んで保温性が高いからでしょうか。

外に出るとすぐに手が冷えてしまうような寒い季節に、
ザクザクっとミトンを編んでおでかけしてみてはいかがでしょうか?

見た目

※カラーナンバー42番、ロットFに関するレビューとなります。

染料を使用せず自然なままの色を活かした毛糸ですが、
1玉の中で色ムラはありません。

撚りに入れなかった毛がふわふわとしていて
見た目からしてもあたたかそうです。

茶色みを感じるグレーはとても上品で、
太めの糸だとカジュアルになりやすいところを
少し抑えられている気がします。

編み方によっては、
フォーマルとまではいかないけど、きれいめな格好をしたい
時に使える一品に仕上げられそうです。

この毛糸で編んだもの