毛糸レビュー

ハマナカ Men’s Club MASTER

基本情報

詳細

製造販売元:ハマナカ株式会社
糸名:Men’s Club MASTER (メンズクラブマスター)
品質:毛<WO>60% アクリル<PC>40%
仕立て:50g玉巻
糸長:約75m
糸のタイプ:極太
参考使用針:棒針10号~12号 ※かぎ針についての記載は無し。
標準ゲージ:14~15目 18~19段

カラーバリエーション

洗濯表示

  • 液温は40℃を限度とし、手洗いができる
    中性洗剤を使用する
  • 塩素系及び酸素系漂白剤の使用禁止
  • タンブル乾燥禁止
  • 日陰の平干しがよい
  • 底面温度110℃を限度としてスチームなしでアイロン仕上げができる
    当て布をすること
  • パークロロエチレン及び石油系溶剤によるドライクリーニングができる

私のゲージ

使用棒針:10号
編み方:かのこ編み
カラーナンバー:9番
ロット:A
ゲージ:16目 22段

標準より若干多くなりました。
針を12号にしたら標準ゲージ通りになりそうです。

編んでみての感想

総評

■向いてるもの
セーター、カーディガン、帽子。
しっかりとした編地が最適なもの。

■向いてないもの
5本指手袋、幅の広いマフラーなど、厚みがあると使用しづらいもの。
細かい編み込み模様。

厚みのある冬用毛糸です。

メンズ用」という部分が今の時代には合わないかなと思いましたが、
毛糸自体はとても扱いやすくこれからも活躍してくれそうです。

アウターに使用したくなるくらいしっかりしているので、
この毛糸でカウチンのカーディガンを編もうか考え始めました。

太さ

太さは一定で、3mmほど。

10号針でしっかりめの編地となりました。

柔らかさがほしいなら12号あたりをおすすめしますが、
いっそのこと8号針で編んで目を詰めて、
防寒と丈夫さを手に入れるのも面白いなと思いました。

さわり心地

ゲージをとった時、「カウチン」に向いていそうと感じました。

編地からはごわつきを感じますが、
アウターとして着用する場合は、かえって丈夫さに安心できるさわり心地です。

針のすべりもよく、編みやすかったです。

ウールにアクリルを混ぜることで、
ウールの風合いを保ちつつ洗濯可能にするなど、
扱いやすくなっているのだと思います。

私は、マフラーにはさわり心地の良さを求めたいので、
この毛糸ではマフラーにしないかな、と。

マフラーに向いていないわけではないですが、
厚手かつしっかりめの編地なので
幅の広いマフラーだとボリューム感がすごいことになりそうです。

見た目

※カラーナンバー9番、ロットAに関するレビューとなります。

写真ではだいぶ明るく見えていますが、
実際はもう少し青みがかった落ち着きのある臙脂(えんじ)色をしています。

メンズ用の毛糸とされていますが、
極太毛糸だから生じる「ゴツさ」によるものなのでしょうか。

ざっくりニットってすべての人をかわいくする力があると思っています。

大物を編みたくなってくる毛糸です。